*読めば分かるように期待を裏切らない変態です。
はい、満を持してMLを書こうと思いますv
ご心配には及びません、いつもの調子のギャグファンタジーでMLなだけです。苦手な人は注意で。
部下(アホ青年)×魔王(枯れ気味)
ご心配には及びません、いつもの調子のギャグファンタジーでMLなだけです。苦手な人は注意で。
部下(アホ青年)×魔王(枯れ気味)
とある世界にとある魔界がありました。その荒涼とした大地の真ん中に、常に曇天の空を戴いて、冷たい光を仄かに光らせこれでもかとばかりに高く、それこそ正に魔王城がそびえたっています。
そしてその魔王城の豪奢で上品な玉座には、当然ながら魔界を統べる恐怖の魔王がおわすのでした。
「魔王さまー魔王さまー」
そしてその魔王の傍らには若干頭の弱そうな吸血鬼の側近がいるのでした。彼は魔界でも若くして指折りの強さの上にそこそこイケメンで魔王の信頼も厚いというのに、そんなオーラの欠片もありませんでした。要するにヘタレなのです。
魔王はそんな彼に凍てつくような視線で応えました。暇じゃねぇんだよということです。ですが青年もめげません。魔王さまが好きだからです。
「魔王さまー、構って下さい魔王さまー」
「ガゼルロッサ、暇なら帰るがいい」
因みにガゼルロッサというのが青年の名前でした。ともかく、帰れと言うのは相当機嫌が悪いのでしょう。
でもガゼルロッサは怯みません。魔王さまが大好きだからです。彼は暇さえあれば魔王に構ってもらいたがります。たまには魔王もデレてくれるらしいので、どんなにつれなくされても諦めないのです。
「そうだ!魔王さま、角の手入れしましょう!しますよ!」
「貴様は人の話を聞け」
ガゼルロッサは人の話を聞かない上に答える前から手入れを始めました。でも魔王も拒絶はしないので、これは魔王なりの軽いデレです。
魔王には山羊角があります。裏側の方は本人も手入れを案外忘れがちです。耳の裏みたいなものです。ガゼルロッサ(以下ガゼル)は魔王の乳白色の長い髪をかきわけ何処からか取り出した綿棒で軽く擦ります。最初は。
「魔王さまってば溝のところに埃が溜ってる気が致します」
「は、ぁんっ…くすぐった…ってそこは耳だ馬鹿者ッ」
ノリ突っ込み的なものです。
「あぁ…すぐに真っ赤になって、可愛らしいです魔王さま。このまま食べてしまいたい位です」
「…言いたいことはかなりあるが、とりあえずそのまま餓死しろ」
「酷いです魔王さま。それに食べるはそっちの意味でな」
「むしろ吸血された方がマシだと思う」
因みに、魔界的には真っ昼間に当たる時間帯の話です。
「魔王さま冷たいですつれないです、恋人なんですからもっとイチャイチャしましょうよー」
「はん?恋人って貴様か?」
若干冷笑していますが、これは軽口の類です。
「酷いですバックレないで下さい。まあ、仕方ないから愛人でもいいですよ」
「何でお前が譲歩したみたいに言うんだ、ペットの分際で」
「ぺット!?」
ガゼルは初めてペット扱いだということを知りました。愛玩用だったんですね。
「そう悲しそうな顔をするな、お前もそのくらいの愛嬌はあるという事だ。ウーパールーパーのような」
「うーパールーぱー!」
犬とか猫とか兎とか金魚とかカブトムシの中でも、ウーパールーパー。アホロートルともいいます。
「ああ、そうだ…。知っているか?最近奴らは食用で売っているらしいな、干して」
「く、詳しいんですね…」
嗚呼、頑張れガゼルロッサ君。結局ウーパールーパーの話になってしまったが、そのうちいいムードのまま魔王さまとにゃんにゃん出来る、はずだ!そう、作者は思いますよ。少なくとも応援していますよ。
「…アホロッサ」
「!?」
こんな感じで。長いな・・・
まぁ、あれですね、魔王さま総受の下準備ですね←
PR
Comment
コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。

